児童養護施設なないろ
児童養護施設は「保護者のいない児童、虐待されている児童など、環境上擁護を要する児童を入所させて、これを擁護し、あわせて退所した者に対する相談その他の自立のための援助を目的とする施設」(児童福祉法第41条)です。前身である「津市たるみ児童福祉会館」は、海と山の自然に恵まれたこの地で、昭和54年から様々な家庭の事情によって入所してきた多くの子どもたちが仲間と一緒に生活し、自立を迎えてきました。
平成29年に新築工事を行い、平成30年4月から名称を新たに大舎制から小舎制の「児童養護施設なないろ」となりました。ユニットケアにより、家庭的な環境の中で、愛情と信頼関係を築き、子どもたち一人ひとりの安定した成長と自立に向けた力を育てます。
各ユニットは7〜8名で構成し、4ユニット定員30名。
情緒の安定、学習面、発達面では個々の能力や興味に合わせた支援を行い、将来を見すえて過ごせるように、子どもと職員が話し合いながら日々の生活を送ります。
職員は子どもへの愛情を持ち、専門職が協力し合い、チームワークで支援します。